🧱 壁面ガーデンの活用
フェンスや壁にポケット付きのフェルト製プランターを取り付けることで、床面積ゼロで多くの株を育てることができます。見た目も緑の壁として美しくなります。
ICHIGO CLUB ― イチゴ栽培の総合ガイドサイト
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縦に積み上げる省スペース栽培で、小さな庭もイチゴ畑に変える
🏗️ 垂直栽培・タワー栽培とは、プランターや専用の栽培ポットを縦に積み重ねたり、壁面・支柱を使って植物を上下方向に配置する栽培方法です。限られたスペースを最大限に有効活用できるため、狭いベランダや小さな庭でも多くの株を育てることができます。
🌿 通常の地植えやプランター栽培と比べて、同じ床面積に2〜5倍の株を配置できることが最大の特長です。イチゴは匍匐性があり、実がタワーの側面から垂れ下がるように育つため、収穫しやすく、見た目もとてもおしゃれです。インテリアとしての観賞価値も高く、おしゃれなガーデンを楽しみたい方にも人気の栽培スタイルです。
💡 市販の「タワー型プランター」「ポケット式プランター」「パレットガーデン」などを使えば、専門的な知識がなくても始められます。DIYで自分だけのタワーを作る楽しみもあります。このページでは、タワー栽培の設置方法から管理のポイントまで、わかりやすく解説します。
市販のタワー型プランター(縦型ポット)や、ポケット付きのフェルト製プランター、PVCパイプで作ったDIYタワーなど、さまざまな方法があります。市販品ではホームセンターや通販で「ストロベリータワー」「バーティカルガーデン用ポット」として販売されています。自作する場合は直径15〜20cmのパイプに3〜5cmの穴を複数あけ、土と苗を詰めることで作成できます。安定性を確保するため、底部には重しを入れるか、杭を打ち込む工夫をしましょう。
タワー栽培では水はけと保水性のバランスが重要です。市販のイチゴ・野菜用培養土をベースに、パーライト(約2割)を混ぜることで水はけをよくします。タワーの上部ほど土が乾きやすいため、全体的に保水材(バーミキュライトなど)も少量混ぜ込むとよいでしょう。土を詰める際は隙間なく均一に、しかし締め固めすぎないよう注意します。下部の重量が増すため、大きなタワーは転倒防止の固定が必須です。
苗はタワーの下から上に向かって順番に植え付けます。下から植えることで、上の苗を植えるときに土が崩れにくくなります。各ポケットに1株ずつ、クラウンが土の表面に出るよう注意して植えましょう。苗は同じサイズ・品種のものを使うと均一に育ちます。植え付け後は水をたっぷりと与え、土全体が均一に湿るようにします。タワーを回転させながら水やりすると均一に届きます。
垂直栽培の最大の課題は日光の当たり方が一定でないことです。南向きに固定しておくと北側の株が日陰になりがちです。これを解決するために、週に1〜2回タワー全体を90度ずつ回転させて、すべての株に均等に光が当たるようにしましょう。回転式のキャスター付きスタンドにタワーを乗せると簡単に回転できます。1日6時間以上の日照が理想的です。
タワー栽培では上から水をかけると自然に下まで滲み渡る仕組みになっています。ただし、上部の土が先に乾いてしまうことが多いので、上部には多めに水を与える必要があります。より効率的に管理したい場合は、タワーの中心にパイプを通し、上から養液を流す「センタードレン方式」を採用すると均一な水分管理ができます。夏場は1日2回の水やりが必要な場合もあります。
タワー栽培では土の量が限られているため、定期的な液体肥料の施用が必要です。2週間に1回程度、イチゴ専用の液体肥料を規定濃度に希釈して与えます。開花期になったら綿棒で人工授粉を行いましょう。タワーに多くの株があると授粉作業の量も多くなりますが、それだけ収穫も多くなります。不要なランナーは早めに除去して株の体力を実の形成に集中させます。
タワー各層の株が一斉に実をつけると壮観な収穫シーンが楽しめます。実が赤くなったものから順番にハサミで切り取ります。収穫後は古い葉を取り除き、液体肥料で体力を回復させます。秋に新しい苗と入れ替えることで翌年も継続して楽しめます。冬の寒冷地では室内に移動させるか、不織布でタワー全体を包んで保温します。
垂直・タワー型のイチゴ栽培を実際に設置する様子や、日常の管理方法を動画でわかりやすく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
フェンスや壁にポケット付きのフェルト製プランターを取り付けることで、床面積ゼロで多くの株を育てることができます。見た目も緑の壁として美しくなります。
プランターを段違いに配置することで、すべての株に光が均等に当たるよう工夫できます。後列の株が前列の陰になりにくい配置を意識しましょう。
キャスター付きの回転スタンドにタワーを乗せると、週に数回回転させることでまんべんなく日光を当てることができます。移動も楽になります。
タワーから伸びるランナーをそのまま垂らして装飾的に見せることもできます。新しい子株がついたランナーは来年の苗として活用できます。
タイマー式の自動水やりシステムを導入すると、外出時でも安心です。タワーの上部から流れる仕組みにすることで全段に均一に水が届きます。
タワー栽培には「四季成り性」品種(章姫・アイベリーなど)がおすすめです。繰り返し実をつける四季成り品種なら、長期間にわたって収穫が楽しめます。